お宮参りには産着を着よう!目的別おすすめの手配方法や産着の着せ方をご紹介!
お宮参りの服装といえば、華やかで伝統的な「産着」がおすすめ!しかし、どうやって準備したらいいのか、どんなものを選べばいいのか、分からないことばかりですよね。この記事では、手配方法の特徴や着せ方などをご紹介します。
お宮参りの産着とは?
お宮参りといえば、ママやおばあちゃんに抱っこされて華やかな着物を掛けた赤ちゃんの姿が印象的ですよね。
その華やかな着物を「産着(うぶぎ)」と言い、他にも祝い着、初着、掛け着、などの様々な呼び名があります。
昔は生まれたばかりの赤ちゃんはとても弱い存在とされ、悪霊や病気に見つかって命をとられないようにボロ布などを着せていたんだそう。
産着は、赤ちゃんに撮って初めて着る新しい着物だったんだそうです。
お宮参りの産着はどうやって準備するの?
お宮参りの産着の手配するには、
①購入する
②レンタルを使う
③親戚や知り合いに借りる
④写真スタジオのレンタルなどの方法があります。
思い出の品を残したいか、費用を抑えたいかなどの希望条件によってどの方法にするか変わります。
また、せっかくの産着でのお宮参りをするなら、併せて伝統的な小物類のチェックもしてみましょう!
これらは必須アイテムという訳ではありませんが、それぞれ意味や願いが込められて使われてきたものなので、用意するかぜひ一度検討してみてください!
【祖父母のお宮参りマニュアル】服装やお祝い金の疑問を解消!
・内着(白羽二重が正式。ベビードレスやロンパースでもOK)
・帽子(日よけや防寒のため)
・よだれかけ(産着を汚してしまわないように。手持ちのスタイでも◎)
・でんでん太鼓(音で悪霊を祓うため)
・犬張子(犬の子どもは健やかに育つため、健康に成長するよう願いを込めて)
・お守り袋(神社で授かったお守りを入れる)
・扇子(形が末広がりで縁起がよい)
・紐銭(一生お金に困らないようにと願いを込めて。関西圏に多い)
①購入する
産着は着物屋やネットショップなどで買うことができ、生地の素材や加工の豪華さによって1万5000円~30万程度と金額も幅が広いです。
購入するとなるとレンタルより費用がかかる場合もありますが、大切に保管しておけば次に生まれた兄弟や親から子へと世代を超えても使うことができる思い出の品になります。
また、お宮参りの予定をリスケしたい時にはキャンセル料などの心配をしなくて済むので安心です。
お財布に優しい ☆☆
保管の手軽さ ☆☆
思い出の品になる ☆☆☆☆☆
キャンセル対応 ☆☆☆☆☆
②レンタルを使う
レンタル会社を利用すると3000円~2万円程度で産着を手配することができます。
ネットレンタルなら、家から一歩も出なくても産着をレンタルできるのも嬉しいポイント。
場合によってはお母さんの訪問着も一緒にレンタルすると割引適用されることも。
使用後はクリーニング不要で返却できる会社もあるので、手入れの手間や保管場所もいりません。
注意したいのは、セットの内容とキャンセル対応。
産着だけの料金か、その他必要な小物類も含まれているのか、必ずチェックしてくださいね。
何らかの都合でお宮参りをキャンセルする場合もありますので、あらかじめキャンセル料も確認しましょう。
お財布に優しい ☆☆☆☆
保管の手軽さ ☆☆☆☆☆
思い出の品になる ☆☆
キャンセル対応 ☆
③親戚や知り合いに借りる
親戚にすでにお宮参りを経験した先輩ママやパパがいる場合は、貸してもらえないか一度聞いてみるのもいいかもしれません。
親が使った産着を子どもに引き継いだり、いとこの赤ちゃん同士で着たりするのも思い出が増えて素敵ですよね。
人から借りたものなので利用料などはかからないでしょうが、返す時にはクリーニングをし、汚れ等がないかチェックしてからきちんとお返ししてくださいね。
お財布に優しい ☆☆☆☆☆
保管の手軽さ ☆☆☆☆
思い出の品になる ☆☆☆☆
キャンセル対応 ☆☆☆☆☆
④写真スタジオのレンタル
産着の手配に悩まれている方は、ぜひ写真スタジオの利用も検討してみてください。
写真撮影の料金に「無料で衣装貸出」のサービスをしてくれる場合があります。
赤ちゃんが着る産着はもちろん、お兄ちゃんやお姉ちゃんにも衣装を貸してくれることも!
万が一キャンセルすることになっても、後日に延期ならキャンセル料0円のスタジオもあります。
お財布に優しい ☆☆☆
保管の手軽さ ☆☆☆☆☆
思い出の品になる ☆☆☆☆
キャンセル対応 ☆☆☆☆
双子の場合はどうしたらいい?
「うちは双子だから産着の費用も2人分用意しなくちゃ…」
購入するとなると、ただでさえ高価な産着や小物類の費用が2倍になって大変ですよね。
知り合いなどから2人分の産着を借りられたらラッキーですが、必要な性別の産着が揃うとも限りません。
レンタルを利用する場合、2着目以降の産着のレンタルで料金の割引を適用してくれるところもあります!
産着無料貸出のサービス付きの写真スタジオでは、双子ちゃん分の産着を借りても無料という場合もあるようなので、双子のママやパパはぜひ色々調べたり問い合わせてみてくださいね!
お宮参り産着の着せ方
お宮参りの産着って独特なまとい方ですよね。
産着が用意できたら、お宮参りの前に一度着る練習をしておくとよいですよ。
1.家~神社 準備編
産着は、あらかじめ襦袢(じゅばん)と重ねておきます。
産着と襦袢にはそれぞれ左右の衿に紐がついているので、右の紐同士、左の紐同士を重ねましょう。
紐は着物の内側を通して、右衿の紐は右袖に通し、左衿の紐は左袖から通します。
赤ちゃんには普段着なれている肌着を着せ、その上から白羽二重の内着を着せます(白羽二重の代わりにベビードレス等でも可)。
帽子とよだれかけもつけてあげましょう。
2.神社に到着
移動中にシワにならないよう、産着は神社に到着してから掛けるのがおすすめです。
赤ちゃんを抱いている方の上から産着を掛け、産着の背中側を正面にし、産着の紐を抱いている方の肩のうしろあたりで蝶結びにしてできあがりです。
産着は、赤ちゃんの顔が隠れないように掛けてくださいね。
お守り袋や縁起物の小物は産着の紐に通して掛けましょう。
着物の中には何を着せる?
産着は季節を問わずお宮参りで着用できますが、暑い時期や寒い時期は中に着るもので赤ちゃんが快適でいられるようにしましょう。
夏…暑い時期には、産着に重ねる襦袢なしでもOKです。中に着るものは、半袖のロンパースや薄い素材でできたベビードレスを選ぶとよいでしょう。
冬…寒い季節は長袖のロンパースなどを重ね着したり、おくるみでくるむなどしてあげましょう。
産着を着てしまうと、その中で赤ちゃんが何を着ているかはほとんど見えなくなります。
正装の白羽二重の内着でなくとも、手持ちのベビー服などでも問題ありませんので、季節や赤ちゃんの体調に合わせて選んであげましょう。
産着なしでお参りする
現代では、産着なしでのお宮参りもマナー違反ではありません。
産着を使わず、ベビードレスのみ、フォーマル風ロンパース、普段使っているベビー服など、どのような服装でお参りするかはご家庭により様々です。
しかし、産着なしのお宮参りをした方の中には、「しきたりに厳しい身内にあとで小言を言われた」「人気の神社で、自分たちだけ産着なしで恥ずかしかった」などの先輩ママの体験談もあるようです。
ご家族や両家のご両親にも相談したりして、ご家庭の状況に合わせた準備を進めてくださいね。
まとめ
産着を着て神社に参拝する風習は、古来から伝わってきた日本の伝統文化です。
赤ちゃんが無事に成長できるようにと、願いや祈りを込めて産着を着せ、神様にお参りしてきました。
素晴らしい日本の文化を受け継ぎながながら、赤ちゃんの誕生をぜひご家族でお祝いしてくださいね。
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